fc2ブログ

トラック運送業の労務管理など デジタコデータ活用の話題を取り上げます。2024年4月1日適用の新しい改善基準について掘り下げた記事を連載しています。

- コメント

新改善基準の話・第1回 「告示」と「通達」

改善基準告示が令和4年(2022年)12月23日に改正されました。

適用は今から約1年後、令和6年(2024年)4月からです。

何回かに分けて、新しい改善基準告示(以下「新改善基準告示」)の特にトラック運転者関連について書いていきます。

第1回 「告示」と「通達」


厚生労働省から公表された関係文書は下記にまとめられています。

新改善基準告示の全文は下記ですが・・・

これとは別に「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準の一部改正等について」という通達(「新改善基準通達」)があります。
https://www.mhlw.go.jp/content/001179482.pdf(通達本体は最初の47ページ、残りは「別紙」)

「告示」が役所から国民へのお知らせという意味なのに対して、「通達」は上位の役所から下位の役所への指示・命令という意味で使われる法律用語です。

この場合は、霞が関の本省の労働基準局が各都道府県の労働局に宛てて出した指示です。

「告示にはいちいち細かいことは書いてないんで、現場で監査や指導をする時は通達に書いてあるように当てはめてやってちょうだいね」という感じ。

地方の労働局や労働基準監督署のためのアンチョコ(教科書ガイド)みたいなものですね。

「ふーん。役所の中の話だしわたしらには関係ないよね」なんて言わないでください。

「労基署はこういう方針で監査するんだから、監査される側もそういうつもりで商売してね」とわたしたちにも間接的に知らせているんです。

自分だけで勉強したいなら、教科書(「告示」)よりアンチョコ(「通達」)ですよね。

というわけで、おなじみの「改善基準のポイント」の新改善基準バージョンがまだ世に出ていない現時点で、新改善基準を詳しく知りたい人が読んでおくべきなのは新改善基準通達なのです。
スポンサーサイト